夏の暑さがまだ残っている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年度のSPart全体企画第1弾は、「ゆるトーク」です。
学生1名、研修医1名、専攻医3名、大学院1名、専門医・指導医8名の合計14名に参加していただきました。
これからのキャリアのこと、悩みや思いを語らふ場として、全体セッション・各グループともに大いに盛り上がりを見せました(残念ながら内容はお伝えできませんが・・・)
オープニングに先立ち全体で共有されたスライドの一部を共有します。
SPartは埼玉県内のプライマリ・ケアに関わる医師・メディカルスタッフ有志が結成した『教育グループ』です。 埼玉県内の家庭医療/総合診療プログラム、所属を超えて、専攻医、指導医と一緒に学ぶ居場所を作りました。 2020年度からは埼玉プライマリ・ケア連合研究会(JPCA埼玉支部)から公認され活動をしています。 こちらのブログではSPartの活動をゆるく少しづつ発信していきます。
夏の暑さがまだ残っている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年度のSPart全体企画第1弾は、「ゆるトーク」です。
学生1名、研修医1名、専攻医3名、大学院1名、専門医・指導医8名の合計14名に参加していただきました。
これからのキャリアのこと、悩みや思いを語らふ場として、全体セッション・各グループともに大いに盛り上がりを見せました(残念ながら内容はお伝えできませんが・・・)
オープニングに先立ち全体で共有されたスライドの一部を共有します。
やっと涼しくなってきたと思いきや台風に見舞われ、変動の激しい毎日を皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は今年度SPart代表を務めてくださっているPC学会にて「老衰」のレクチャーでお馴染みの奏診療所の今永光彦先生に家族志向のケアについてレクチャーをお願いしました。また、会の前半にはSEA(significant event analysis)を用いた振り返りも実施し、2部構成で行なっております。以下に、内容抜粋していきたいと思います。
【前半】SEA*による振り返り
(*)
・臺野巧 病院総合医のためのSEA 日本プライマリケア・連合学会誌2011.vol34 no.1
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/34/1/34_80/_pdf/-char/ja
・大西弘高他 SEA : 医師のプロフェッショナリズム教育の一手法
★エントリー
(総合診療専攻医)4. 連携重視のマネジメント
(家庭医療専攻医)13. システムに基づく診療
★概要
精神疾患が背景にある10代男性の急変症例。17時に来院、日勤→当直へ引き継ぎ。
初期診断:熱中症→最終診断:脳腫瘍・脳ヘルニア
診断エラーが起こった原因や急変対応について看護師と振り返りをする過程での感情的な変化やNext stepなどについてSEAを用いて振り返りをしました。診断エラーの要素*を考えることを指導医から学び、引き継ぎの時に起こるエラーに対してシステムへの介入ができればポートフォリオにも繋がるのでは、という助言をもらうことができた(と当人は言っていました)。
(*)https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/9/108_1837/_pdf
【後半】家庭医療レクチャー
★エントリー
(総合診療専攻医)1. 包括的統合的アプローチ、3. 患者中心の医療・ケア
(家庭医療専攻医)7. 家族志向のケア
★概要
どこまで目指すべきか。ルーブリックではレベル4と書かれていますが、実際にレベル4まで行うのは至難の技です。ここから仮想の症例を用いて、実践の方法を学びました。